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白樺高原で「女神湖ビーナスマラソン」開催、ウガンダからゲスト選手参加

 

ビーナスランナー・湯田友美さん(中央)とゲストランナーのウガンダの五輪強化選手のティモシー・ケムタイ選手(同右)、ピーター・キベット選手(同左)
Photo By スポニチ

 

 

 

 

標高1500メートルの爽やかな信州のリゾート地としても知られる長野・立科町の白樺高原で16日、26回目の開催となる「女神湖ビーナスマラソン2019」が行われ、ハーフ、10キロ、キッズ・親子ランに約900人がエントリーした。
 前日までの雨はやんだものの、終日強風が吹く悪条件の中、参加者たちは「日本一標高の高いハーフマラソン」をはじめ、各部門に果敢にチャレンジした。

 大会が行われた立科町は、来年開催される東京五輪のウガンダ共和国のホストタウンになったこともあり、ゲストランナーには同国の強化選手でもあるピーター・キベット、ディモシー・ケムタイの出場。また、同町と縁のある市民ランニングクラブ「SMILEY ANGEL」代表で、adidas契約アドバイザーの湯田友美さんもビーナスランナーとして参加し、大会を盛り上げた。

 注目のハーフマラソン男子総合は1時間8分54秒で桃澤大祐選手(長野県)が優勝。ゲストランナーのウガンダ共和国の2選手と最後まで優勝争いを展開したが「初出場でしたが、タイムは自己ベストに近かったんで、ウガンダの選手に勝てなくて悔しいですね。標高も高く、アップアダウンもあり、きつかったんですが、来年参加できたらリベンジを果たしたいですね」と優勝したにも関わらず悔しい表情を浮かべた。

 一方、ハーフマラソン女子総合は1時間28分44秒で優勝した土屋直子選手(静岡県)が「蓼科にはスキーなどで来たことはありましたが、この大会は初出場で優勝できてうれしいです。コースは後半きつかったですが、気持ちよく走ることができました」とコメント。

 また、2キロを走るキッズランの小学生女子部門で2年連続優勝した小学4年生の山口倫奈さん(東京都)は、小学生男子部門よりも早くゴールした。「スポーツクラブで週2、3回走っています。将来の夢は五輪選手になりたい」と、競技は決めてはいないが将来の夢について笑顔で話した。

 【レース結果】
 ▽ハーフマラソン男子=(1)桃澤大祐1時間8分54秒(2)小野塚玄1時間12分57秒(3)小川崇人1時間14分9秒
 ▽ハーフマラソン女子=(1)土屋直子1時間28分44秒(2)川手美紀1時間39分33秒(3)和田佳代子1時間42分53秒