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五島列島夕やけマラソン

日本で最後に涼む夕陽を背に、夏の西海国立公園・五島列島・福江島を走るユニークな大会

大会の特徴

五島列島の夏のスポーツイベントを代表するのは、毎年8月下旬に開催される「五島列島夕やけマラソン」です。

真夏に開催される珍しい大会ですが、夕方から夜にかけて走っていただくので、最初は暑いかもしれませんが走っているうちにだんだん涼しくなってきます。

本大会は五島市福江島の玄関口でもある福江港に隣接している五島港公園をスタート・ゴール会場とし、ハーフと5キロのどちらかのコースを走っていただきます。

ハーフコースは五島市のシンボルといえる全山が芝生で覆われている鬼岳を廻るコースとなっており、夕陽を背に田園風景やマリンブルーの海を見ながら走る海岸線は特に最高です。

また、給水所にはスイカもあり沿道は途絶えることがない島民のあたたかい声援につつまれています。

全国各地から毎年多くの御参加を頂いております。

観光の特徴

エメラルドグリーンの海と、白い砂浜が広がる五島の海。日本の渚100選に選ばれた「高浜海水浴場」は日本一との声も聞かれるほど美しいビーチです。

九州本土最西端に位置する「大瀬崎灯台」から眺める夕陽は感動的。碧い海原と白亜の灯台が調和した雄大な景色は圧巻です。

2018年7月に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」。12の構成資産のうち、ここ五島市には久賀島の集落と奈留島の江上集落(江上天主堂とその周辺)という2つの構成資産があります。「潜伏」を余儀なくされたキリシタンが心の灯をつないだ遥かな道の一部を辿ってみませんか。

遣唐使にゆかりのある三井楽町には、遣唐使の一員として海を渡った空海の記念碑「辞本涯」があります。この丘に立ち、どこまでも続く大海原を見つめていると、この地を最後に命がけで唐に渡った遣唐使たちの強い思いが感じられます。

海に囲まれた五島列島は魚の宝庫。きびなご料理、アラ(クエ)鍋、ミズイカ、伊勢えびなど、絶品の数々をご賞味ください。また、雄大な自然と暖冬涼夏の中で育った「五島牛」は、適度な霜降りとジューシーな肉汁と甘みが特徴です。